2010/10/22

あなたを不快にするすばらしいニュース。

www.StemCellsandAtomBombs.blogspot.com 2010年7月16日Such great news that it will sicken you

「そしてどうやってあなたの目は開いたの?」人々は尋ねた。男は答えた。「ジーザスと呼ばれている男が泥を作り、それを私の両目に入れた。私はシロアムへ行って目を洗うように言われ、そうすると目は見えるようになったのです」

人々は奇跡を祈り続けるのに疲れています。モデナ大学・再生医学センター(伊)に所属するグラツィエラ ・ペジェグリーニは否定していますが、イタリアでは奇跡のようなものはもうすでに起きています。ペジェグリーニはこう報告します。「奇跡だという人もいます。しかしこれは奇跡などではなく、技術なのです

彼女は正しい。それは医療技術ですが、107人中82人(60年間ずっと目が見えなかった男性も含む)が視力を完全に回復し、14人が部分的な成功を収めたと報告されています。これは奇跡的としか言いようがありません。

たとえ一時間だとしても目が見えなくなったと想像してください。そして簡単な手術で視力が回復したとします。あなたはそれをなんと呼ぶでしょう。信じる人もいれば信じない人もいますが、この方法が一般に普及するまで人々は祈るよりほかにすべはありませんでした。そしていまではどうでしょう?
私が最初にこの話を読んだとき、そこには「新発見」と見出しがついていて、私はまずそれがいつ起こったのか知りたいと思いました(正しくは、私が最初に思い浮かべたのは、別なねずみの話でした。この話が人間について書かれたものだと気づいたときには、もう少しでいすから落ちるところでした)。それが起きたのは今日なのか? 昨日か? それとも先週だろうか? 私にとって新発見とは、新聞の新しいニュースとして掲載されるような、新しく起こったばかりの何かのことを言いうのです。

この研究または実験(またはあなたが呼びたいように呼んでかまいませんが)は1998年から2007年にかけて行われました。私は最初の9年間はテスト段階の時期だと思っていましたが、それは違っていました。残りの文章を読んでみると、一人の患者は視力を取り戻してから10年は経過していると、はっきりと記述されていました。「原爆・新開発」という新聞の見出しを想像してください。そしてその日付をみると1945年という昔だということに気づくのです。

それならばどうして現在、わたしは二人の盲人とこうして病院にいるのでしょうか。近いうちに新しい角膜が手に入る見込みのない彼らは一生懸命祈ったほうがいいのでしょうね。

そして私は別なことに気づきました。その電信の記事には「関連ニュース」という欄があり、読んでみると「失明はコンタクトレンズの中で培養される幹細胞で治すことができる」と書かれていました。なぜこの記事は同じことについて書かれているのに別々にされていたのでしょうか。いや、話としては別なのです。基本的に方法は同じかもしれませんが、オーストラリアで2009年に実行されています。読みながら私は胃のあたりがむかつくような感じを覚えました。

なぜオーストラリアとイタリアの科学者たち、電信や新聞は新発見について語るのでしょうか。現在失明している人たちにとってこのニュースはまったく新しいものではありません。失明は治療されてきましたが、この二人の盲人はこのニュースを知らず、祈りのために使うロザリオ(カトリックの数珠)は磨り減っていく一方です。

もしもその技術が手に入らないとするのなら、それはよほど複雑なものなはずだと私は考えましたが、「そうでもない」というのがオーストラリアの研究者からの答えでした。さらに「非常にシンプルで安上がり」であると。彼らはいかにその方法が美しいほどシンプルであるかを話し続けました。「大きな手術も必要ではない。このような病気を発展途上国で行うとすれば必要なのは外科医と細胞を培養するラボだ。高価な機器はまったく必要ではない」

この技術はどこで実施されているのでしょうか。もしもこれが発展途上国で行うことができるのだったなら、社会主義国で、先進国で、つまりはどこでも可能なはずなのに、現実問題としてどうしてそうなってはいないのでしょうか?

これがオーストラリアで3人、イタリアで106人の結果を出しただけで停止している、単なる科学のための科学的な研究でないことを望みます。

イタリアとオーストラリアの組織に連絡を取って、このセラピーやリサーチのステータスがどうなっているのかを調べた後で、またブログを更新しようと思います。判断を下してしまうにはまだ早い段階でありますが、私の胃のむかつきがいまだに消えてくれないということはここで白状しておきます。

追伸。先週あたり私が更新しなかったのはどうしてか訊いてくれた人すべてにお礼を申し上げます。パソコンがクラッシュしてしまい、1週間ほどインターネットが使えなかったのです。さらに不運だったことには、これから載せるはずだった私のリサーチの多くも消えてしまいました。しかし、ゆっくりではありますがロスを取り返してきており、これからは週に1つか2つ掲載できると思っています。