2012/01/18

ジョー・カルス氏 -脊髄損傷治療へ向かって歩く


ジョーへ応援メッセージを送ってください。そして大手新聞メディアなどへも彼が、ジョー・カルスが今やっている事を世界中へ広めましょう。


また、彼のフェイスブックページWalking on the moon with Joe Kals (ジョー・カルスと月を歩く)」にも参加してください。


多くの人々がジョー・カルスを知りません。私もフランスを北から南へ1325キロ歩いた彼のニュースを読むまでは知りませんでした。しかも、彼は歩けないのです。彼が対麻痺になって30年経ちます。彼の1325キロに及ぶトレッキングは、固定ギプスと松葉杖を使って行われました。

ジョーが寄付金を集め、意識を高めようとしているのは、多くの科学者が既に可能だと信じている事です。-それは麻痺治療です。なので、あなたも私も、ジョーもいつか美しいフランスを固定ギプスや松葉杖なしで歩いて横断できるかもしれません。

さて、ジョーが現在している事をご紹介しましたが、彼がしてない事もご紹介しましょう。

彼は以下の事には啓蒙活動していません。
・・・脊髄損傷を持った人々への更なる受け入れ易い社会
・・・私たちがどこへでもアクセスしやすいバリアフリーの社会環境作り

すべて憧れる物事ですが、ジョーの活動の理由はただ一つ「人類が脊髄損傷の影響を受けずに人生を送ることができるように」

ビデオを観てくださいそして、友達にも転送してください。同僚や家族へも送って、脊髄損傷治療は可能だという事を広めてください。


ジョーの活動に関する寄付金は彼の公式サイト(www.joekals.com/)へお願いします。このサイトは英語ですが、左上の[faire un don (仏語で寄付をするの意)]をクリックするとサイトの観覧ができます。すべての寄付金はフランス機関ALARMEへ贈られます。この機関の活動は100%脊髄損傷の治療へ捧げられています。


Translator: Kawazu Kazuyo

2012/01/08

ジェロンで猫はネズミを食べる


From 12 December 2011 StemCells&AtomBombs: Cats eating mice at Geron


私がこのブログポストを書くのにものすごい時間を費やしました。その理由のひとつはもちろん最近私が受けた手術によって、エネルギーを費やされていることですが、でもジェロン社(アメリカで最初に肝細胞を使った臨床試験で脊髄麻痺障害を治療した会社)がその臨床試験を中断したと聞いて、今後治療に向けてどうやって向き合うべきかを考え直す必要がありました。不思議なことに、そのことは私に「マウス・ランド」というお話を思い出させたので、ご紹介しましょう。

201111月21日付けロサンジェルスタイムス紙の一面の見出しがすべてを説明してくれています。


でも、私の解釈の方がもっと簡単だと思います。それは「猫はねずみを食べる」です。
このお話は、「ジェロン社が利益の為に、私や他の人を見捨てた」と感じてとても傷ついたある女性読者から教わりました。事を更に悪くさせることとして、同社は科学や安全の面からこの事業から撤退するのではなく、将来的に脊髄麻痺患者を治療する上で、細胞治療は儲けが見出されないと判断したからです。まあ公平に言えば、猫は遊びでねずみを追いかけるのではなく、食べるのが目的ですよね。

でも、不思議なことに、それを聞いて私は特別ジェロン社に失望しませんでした。私がこのことに関してジェロン社を批評することは、まるでネズミを食べる猫を批判するようなものです。ジェロン社は一般企業であり、一般企業は株主の投資に利益をもたらすことが経営目的です。

もし脊髄麻痺治療の研究が利益をもたらすなら素晴らしいです。しかしながら、ジェロン社の場合、(脊髄麻痺患者よりも患者数の多い)癌治療の生薬開発をするほうが、もっとずっと手っ取り早く儲かるのだと言うことです。
私がこの場で明確にするべきなのは、決してジェロン社のスタッフは悪者ではなく、彼らは単に猫と同じことをし、ネズミを食べました。(実際、ネズミの脊髄損傷の治療に最初に成功しています。)そして別のもっといい方法で利益を上げようと進んだのは自然の成行きです。
しかしながら、一般企業の利益に頼らず麻痺研究を進め、理解を深めることが困難になってきている中、私は陰ながら自分の降した良い判断や、ネズミの仲間である自分に反して、猫であるジェロン社を応援していた事は否めません。
さて、臨床試験の撤退のニュースは私を一旦じっくり考えさせ、前進への新たな方法を模索するきっかけとなりました。それは私の見解により近い感じです。そしてその内私がずっと以前から察していて感じていた事を強調させるある記事を見つけたのです。
医薬品会社の利益の裏に隠された恐ろしい話
(ハフィントン ポスト紙:2009年8月4日付け)
この記事は脊髄麻痺治療とは全く関連しない内容ですが、商標登録システムが利益追求のせいで、最も貧しい国の最も薬を必要としている人々に薬が手に届きにくくしていること、そしてどうして利益を追うことが良いことばかりでないかという内容です。
更に私が以前から感じていた新薬開発の上での医薬会社の役割についても強調していました。
「我が政府の選択は、10年以上に渡り、医薬品の開発を築く為にある奇妙なシステムを受け入れることでした。化学者が行ったほぼ全ての作業により作られ、皆さんの近所の薬局に届けられ、その内貴方の肺へ、胃や腸へと送られる薬は政府が補助する大学のラボで開発され、あなたの払う税金で賄われているのです。医薬会社は大抵開発工程に遅れて関わり、最もお金の掛かる非クリエイティブな最終ステージの化学品購入や臨床試験などの経費を払い、その見返りに”他社は作れない”独占製造権と先何年もの利益を獲得します。」
この記事には、現行の新薬開発やセラピーのシステムをどのように変えるべきかについては記述がありませんでした。
「著名なニューイングランドジャーナル誌の元編集者のマルシア エンジェル博士による詳しい調査によると、総予算のたった14%が薬開発に充てられ、大抵の場合臨床試験などの非クリエイティブな最終ステージです。そして予算の大半はマーケティングや営業活動に使われます。企業は大金を叩いて、”私もー薬”を作るのです。既存の薬と全く同じ作用の薬の開発ですが、一ヶ所だけ既存と内容を変える事で、新たなパテントを申請し、新しい雪崩の利益を獲得するのです。その結果米国政府信用局によれば、医薬品市場は発想性とは遠く掛け離れた”つまらないもの”になってしまった。実質彼らはマラリアなどの人間を滅ぼす病に投資しません。なぜなら犠牲者は貧しい人々なので、殆ど吸い取れる金が見込めないからです。」
これは私に脊髄損傷の事を考えさせました。マラリア治療市場は大きいけれど患者が貧しすぎて薬が売れません。一方麻痺に関しては、先進国にも存在しますが、市場が小さすぎて大きな投資が期待できないのです。
これらの批評が、私に新たな知識をもたらすことも、私ネズミがネズミを治療することを支持することに確信できるような新しい方法を教えてくれたわけではありません。しかし幸運にも最終的には自分が探していた事を見つけることが出来ました。
今日のお話はこの辺で終わりにしますが、どうぞ続きを楽しみにしていてください。近々続きを書きます。自分の新しいアイデアにとてもワクワクしています。なぜなら、それは様々な病のグループを税金を払う一般の人々と結び、更に強いグループを形成して私の人生と手帳に大きく影響する可能性があるからです。
行けーネズミ!
Translator: Kawazu Kazuyo