2012/07/24

治療を横に流すトイレ


ちょっと変なタイトルですが、これが私の麻痺戦争を枠付けするやり方です。

こちらの写真は私の勤め先近くにある駅の公衆トイレの写真です。左側の手すりがトイレからとても遠くあるのにお気づきですか?右側の手すりが高い位置にあるのにお気づきですか?さて、皆さんはご存知ないかもしれませんが、私の意見としては、このトイレは対麻痺患者の人の為にデザインされた物ではありません。トイレの上に乗るのは容易ですが、手すりがこんなに遠くては、私は立ち上がってズボンを上げる事はできません。決してキレイな場所ではありませんが、あなた方が私のような人が立てなかったら、どうやってズボンの上げ下げをするかという事を想像したことがないのだろうと私は思います。ともかくこれはまた別のブログでお話する事ですが。

さて、当ブログの常連読者の皆さんが、私がどうして治療から遠ざかってトイレの話をしたのか不思議に思う前に、理由をお話しましょう。

私が最初に病院にかかっていた間、こういった問題に対して大きく騒ぐだろうと誓いました。友人達がこぞってからかった物です。私が盛り上がった道路や切れたスロープといった車椅子を危険にさらす物の写真を毎日のように地元の自治体へ持って行き、アクセスが出来ないエリアのために私の税金のわずかな部分を保留するように脅かすんじゃないかとね。

さてこのトイレとその乏しい使い易さに対して私が何をしたかお分かりですか?何もしてません。

これを聞いてあなたは、私がやる気をなくしたと思ったでしょう。

いいえ、そうではありません。私はもっともっと重要な事に私の挑戦へのエネルギーを注ごうと決めたのです;脊髄損傷治療のために。

病院を退院する前から、私はこのブログを既に始めていました。少しずつ他の運動家にも出会い、私のエネルギーは治療のために使うべきだと決めたのです。

所で、使いにくいトイレや道路は重要ではないのかというと、それはもちろん大切です。ですが、その為に戦っている他のグループや組織が沢山います。私の任務は治療の為に戦う事です。

あなたはなぜその両方に挑戦しないのかと聞きますか?

なぜなら、生活質の向上及び治療を目標とする組織を見る度、軽率にも生活質の向上がメインもしくは一部のみという事で終わる事ばかりなのです。リックハンセン財団が良い例でしょう。

‘生活の質のワナ’に陥るのは容易いのです。私に言わせれば。

なぜでしょう?なぜなら瞬時に結果が出せるからです。あなたをいち早く何かを成し遂げたと思わせるのです。あなたの尽力に対しすぐ賞賛を受け、多くの人の生活の質を向上させるのです。

決して生活の質の向上が悪い事だとは思っていません。ただ私が言いたいのは両方を成し遂げたいとしても、治療がおろそかになってしまうと言いたいだけです。

これは単なる私の見解です。しかしながらこういった理由で私はトイレの問題を置いておいたのです。トイレを一つ解決してもらった後、カメラを持ち歩いて割れたコンクリートやアスファルトの写真を撮って回るでしょう。それが私の有効な治療をどこへ連れて行くのでしょうか?両方やろうとした他の組織と共に横にそれてしまうでしょう。

Translator: Kawazu Kazuyo